●1丁目3番地●

馬初体験


送迎バスを待つわたし


さっそく広告主に電話する。
「千葉駅から送迎バスが出ていますので…」
その次の日に予約を入れる。
なんだか興奮していたのを覚えている。

<次の日>
乗馬だ!スポーツだ!
スポーティな格好でいざ出陣!
広告に出ていたオネーちゃんみたいな人がいるのかなぁ。
わくわく。

20分も前に着いてしまった。
指定された場所でパスを待つ。
後ろに、他の人が並ぶ。
バッチリ、スーツに身を固めた中年男性。金持ちそう。
もう一人、並ぶ。
フォーマルな格好の中年男性。家柄良さそう。
またもう一人。
ベレー帽をかぶった小綺麗な老人。

ジーンズにボストンバッグのボクは、列を離れた。
ボクとは縁のない世界のようです。

馬に乗るのは諦めた。
同じ馬だし…競馬すっか!!

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