この11月(2007年11月)から新たに、大阪を中心としてユニークなカップリングパーティーをスタートさせた、「@Love[アットラブ]」。 関西で新たなパーティーのトレンドを作ろうとする注目の人物、「@Love[アットラブ]」のパーティー事業部・板持部長に最近のパーティー事情とパーティーで楽しむためのコツを聞いてみた。(聞き手は、「くらべて.com」編集部)


 編集部: 
まず、はじめに、ズバリお聞きしますが、御社のパーティーの特徴は何ですか?他社とは”ココが違う”という点を教えてください。

 板持: 
では、私も同様にズバリお応えしますと…「少人数制」と「新感覚」です。
企画内容にはオリジナリティを意識しています。


 編集部: 
御社のサイトを見ると「参加者はケータイ持参」といった旨が書かれていますね。これはなんですか?これも他社にはないですよね?

 板持: 
そうですね。他社で、ないでしょうね。
これは、携帯電話のメールでカップル発表をするんです。だから、参加者はケータイ持参が必須なんです。
同時に、アットラブが参加者に代わってメールアドレスを相手にメールで伝えます。アットラブ独自の”ラブレターシステム”というサービスです。

 編集部: 
それは、ユニークですね(笑)。さすが、新しくスタートさせたパーティーブランドですね。”新世代”な感じがします。

既存のパーティーブランドについては、どう思います?アットラブ立ち上げようとするときには、そうとう研究したんでしょう?

 板持: 
けっこう、(他社パーティーも)参加しましたよ。
自分としては、どこも一長一短、といった感じでした。大勢集まってはいるけど、ドリンクが1杯も出ないところ。全体の進行はスムーズなのに、人数が多すぎて1対1の自己紹介が異様に短いところ。本気度が低い女性ばかりが集まっているところ。などなど。
そうした自分で感じた物足りなさを、すべて解決したのがアットラブのつもりです。


 編集部: 
立ち上げて、まだ間もないですが、パーティー業界の景気というか、盛り上がりというか、どう感じていますか?
最近のパーティー業界のトレンドなど聞かせてください。

 板持: 
大阪では、他社も含めて、けっこうパーティーは開催されているので需要はあると感じています。

関西中心のことですが、医者などエグゼクティブ系のパーティーが目につくようになってきています。50vs50~100vs100のようなビッグパーティーもいろいろなところで見かけますね。


 編集部: 
その傾向は、関東でも、ある程度、あてはまりますね。

ビッグパーティーが多くなっているのは、確かに感じますね。
ただ、編集部としては、医者などエグゼクティブ系のパーティーが、最近、多く感じるのは、いろいろなウラがあるように感じています。この話題は、また「くらべて.com」でも、どこかで扱いたいと思います。

ビッグパーティーが多くなると、サクラがいるんじゃないかと勘ぐる人もいると思います。サクラについては、最近というか、どうですかね?

 板持: 
(パーティー業界での)サクラについては、いろいろな噂を聞いたりしますが、出会い目的でない人は絶対参加してはいけないですよね。アットラブでは、そのへんは守っていきたいと思います。


 編集部: 
悪質な参加者や悪質業者については?

 板持: 
悪質な参加者は現在はいないと思います。少なくとも、アットラブでは感じたことはありません。参加者間や弊社と参加者との間でトラブルになったことも、クレームがきたこともありません。

悪質業者とはちょっと違うと思うのですが、気になることがあります。
パーティーブランドの中には、パーティーが目的ではなく、結婚前向きな参加者を集める目的でパーティーを開いて、結婚情報サービス・結婚相談所のしつこい勧誘をするところがあります。多くの人がパーティーに気軽に参加できなくなるので、やめて欲しいですね。


 編集部: 
結婚情報サービスや結婚相談所が、その実体を伏せて、パーティーブランドとして集客して、その参加者に結婚情報サービス等を勧誘する…というのは関東でも、最近、ありますね。

しかも問題を大きくしているのは、結婚情報サービス・結婚相談所はもともと広告をバンバン出して会員を募るというシステムのために、その広告費のかけどころがパーティーの集客に使われだしていることです。そうした業者の雑誌やフリーペーパー、またはネットで目立つところに出ちゃうんですよね。
薄利多売なパーティー業界は、大手パーティー会社以外は、どうしても宣伝力で負けてしまう。そして、そうしたパーティーがカップリングパーティーであるかのように思われるとしたら、困った事態ですね。

結婚情報サービスであることを伏せないか、全く別組織として運営していれば、立派な販促方法だと思いますが、参加者を騙すようなことをしてはいけないですよね。
ちなみに、「くらべて.com」では、そうした悪質業者はとりあげたり広告を受けたりしませんけどね。



(つづく)