■小林克也のe-American(株式会社イーフロンティア)

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[教材紹介]
NHKの日本語講座でもお馴染み、DJの小林克也がプロデュースするパソコンソフト英語教材。
以前に、同じく小林克也がプロデュースしていた「アメリ缶」というテープを使った英語教材があったのをご存じの方もいるだろう。
「アメリ缶」は、英語のもつ音声のリズムを重視する先駆け的教材だったが、このe-Americanも、その小林克也式とでも呼べるメソッドを受け継いでいる。

学習内容は、英会話入門者向け。CD-ROM教材の1つの柱としてシーンを想定したストーリー学習があるが、その中で、観光スポットを尋ねたり、レストランで注文したり、買物で値段交渉をしてみたり…「海外旅行」に際しての頻出シチュエーションが10章盛り込まれている。
CD-ROM教材のもう一つの柱として、キーセンテンスをトーニングする機能がある。ネイティブスピードの音声、リズムを付けた音声、など…各種音声モードを選択して、リスニング音声をパソコンでディクテーションをおこなう。出来/不出来がパソコンで即座に判定されるので、実力は一目瞭然となる。
パソコンソフトの英語学習用教材としては、かなりよく作り込まれている。

この学習教材の特長として、パソコンが無い環境でも利用できる教材を揃えていることがあげられる。
学習内容は、キーフレーズや重要単語、ストーリーのスキットなどは、4冊のハンディータイプの冊子にまとめられており、通勤通学時の電車やバスの中のちょっとした時間を利用して予習・復習できるようになっている。
また、オーディオCD形式(ふうつにCDプレイヤーで聞ける形式)とWAV形式(パソコン扱う音声形式)の音声ファイルの入ったCD-ROMが付いており、パソコンのないところでリスニング学習も出来るように工夫されている。

・価格 :\ 19,000(税別)

 [ Review ]

1.
インターネットで注文して、数日で、パッケージが宅配で届いた。
宅配のお兄ちゃんから荷物を受け取ると、手にずっしりとした重さが…。
パソコンソフト教材は、パッケージは大きくても中身はスカスカで、軽いのがふつう。
印象的です。
2.
パッケージを開けてみると、中から、CD-ROMが2枚と、ハンディータイプのテキスト冊子が4冊あらわれた。
ずっしりとした重さの原因は、この小冊子のテキストだった。
どうやら、CD-ROMの内容をすべて書籍としてまとめているらしい。このサービスは嬉しい。
3.
CD-ROM教材は、CD-ROMドライブに入れてあらわれるフォルダのプログラムアイコンをクリックするだけ。
シリアル番号を入れたり、インストール作業をしたり、といった面倒な作業は一切いらない。学習をはじめるまでスピーディ。ラクちんだ。
(左:起動画面)
4.
起動画面の次に学習コーナーの一覧画面があらわれる。
これから学習するところを10章あるコーナーから選ぶ。すると、「DIALOGE」(ストーリー学習)と「TRAINING」(ディクテーション学習)と2つのメニューがあらわれる。
(左:学習コーナー選択画面)
5.
まずは、第1章を「DIALOGE」モードで学習してみた。
小林克也とスチュワーデスの会話音声が聞こえてくる。英文非表示、和文非表示、どちらもできる。
6.
次に、同じ第1章を「TRAINING」モードで学習してみる。
聞こえてくるキーフレーズを聞き取って、キーボードでディクテーション欄にタイプしていく。
今回はノーマルスピードの音声を聞いてディクテーションをしてみたが、一語一語強調した音声でやることも、リズムを付けた音声でやることも出来る。
7.
パソコンで学習した内容は、音声CD(写真の下)と小冊子のテキストで反復学習できる。
WAVファイル形式でも入っているので、MP3形式にして、ボクのiPodに入れて通勤電車の中で聞くことにした。

 [ 動作環境 ]

Windows&Macintosh

◆Windows
・OS:Windows95/98/Me/NT4.0(SP3以上)/2000
・CPU:Pentium200Mhz以上(MMX Pentium233以上推奨)(※Windows2000はシステムフォルダにアクセス権のあるユーザーのみ。)
・空きメモリ:32MB以上(64MB以上推奨)
・モニタ:800×600、HighColor以上表示可能なもの
・サウンド:SoundBlaster16互換
・CD-ROM:4倍速以上

◆Macintosh
・OS:MacOS8.1以降(MacOS X非対応)
・CPU:PowerPC 200MHz以上(G3以上推奨)
・空きメモリ:32MB以上(64MB以上推奨)
・モニタ:800×600、32000色以上表示可能なもの
・CD-ROM:4倍速以上