■ヒアリングマラソン ビジネス(株式会社アルク)
(2010.2.15)

ヒアリングマラソン ビジネスの教材イメージ
ヒアリングマラソン 音声教材イメージ
ホームページを見る
[教材紹介]
「マラソン」シリーズを擁するアルクのビジネス英会話 通信講座のひとつ。ロングセラー英語教材「1000時間ヒアリングマラソン」と同じく、「ヒアリングマラソン」のブランド名を持つコースで人気が高い。
プレゼン・会議・交渉での英語力を磨く内容となっており、難易度は中級程度以上。ビジネスの現場における会話をテーマとしたカリキュラムを、「クリティカルリスニング」というリスニング力を高めるメソッドで学習していく。

アルクのビジネス英語習得を目的とした通信講座では、TOEICテスト対策のコースを除くと、「もう一度英語 ビジネスBasic」「もう一度英語 ビジネスChance」「ビジネス英会話クリダス」「ビジネスマラソン・ベーシックkikuzo!」などがある。
「ヒアリングマラソン ビジネス」は、他のビジネス英語習得の講座とくらべて、難易度は高いほう。プレゼン・会議・交渉などビジネスの現場で使う英語力を鍛える内容となっている。「1000時間ヒアリングマラソン」が教材としての難易度が高いにも関わらず受講生に英語初学者が多いのと対照的に、ビジネスの実践英語を習得しようとする英語中上級者向けに人気が高い。

教材は、標準学習期間3ヶ月のカリキュラム学習に使うテキストブック3冊とCD6枚が中心となり、その他、別冊「インタビューブック」とそのCD、別冊「リスニングメモ」、マンスリーテスト用CD、質問カードなどから構成される。
日々の学習は、「クリティカルリスニング」メソッドに沿って、プレゼン・会議・交渉で登場する各種テーマを扱いながら、主にビジネスの現場で必要となるリスニング力とそれにともなう思考力・発信力を養成していく。1つのユニット(1テーマにおける最低学習単位)を1日目に音声リズムと概要を意識して学習した後、2日目で具体的な内容聞き取りと全体の意味構成を学習する、というのが典型的な学習パターン。
3ヶ月で3冊のテキストが用意されているが、上のテキストに進むにつれて、音声スピードが上がり、より高度な聞き取りスキルが身に付くようになっている。
学習者として、忙しいビジネスマンを想定してのことか、1日30分、週4日でカリキュラム学習のスケジュールが組まれている。

教材には、日々の学習で使うテキストの他に、企業研修プログラムで活躍する講師陣や注目のインターネット起業家のインタビューが収録されたCDとそのスクリプトが収録された別冊「インタビューブック」や会員専用サイトからダウンロードできる英語ニュースなどが含まれる。

アルクの通信講座の一番の特長は、その実績。企業研修用として2500社に採用されており、ビジネス英語習得を目的とした講座も抜群の導入実績を持つ。
法人受講者を多く抱えるアルクの講座は、当然ながら、教材の完成度やサポート体制も充実している。
テストの解答用紙や学習上の質問を郵送でも受け付けるサービスも以前から変わらず提供。アナログ的なサービスが含まれる。

・価格
:[ヒアリングマラソン ビジネス]3ヶ月 32,000円(税込)

 [ Review ]
ヒアリングマラソン 教材集合写真

1.
教材の全体写真。
申し込むと、3ヶ月分の教材が届く。

上の段の左から、テキスト1、テキスト2、テキスト3、テキスト対応CD(特製CDケースの中に入っている)など音声メディア。
下の段の左から、コースガイド、インタビューブック、マークシート解答用紙と郵送用封筒、質問カード、リスニングメモ。
ヒアリングマラソン 特製CDケース入りの音声CD 2.
特製CDケースの中の音声CDのアップ。

毎月のテキストブックのカバーデザインに対応したCDが2枚ずつ用意されている。
1枚にカリキュラム学習2週間分の音声が収録。2枚で4週間分。音声素材が充実。

特製CDケースには、テキストに対応した音声CDの他に、インタピューブック対応CD1枚とマススリーテスト用CD1枚も入っている。
ヒアリングマラソン ビセジネス テキストブック3冊とインタビューブック 3.
日々の学習で使うテキストのアップ。
左からvol.1、vol.2、vol.3(中身を開いた冊子)。上位テキストに進むにつれて、音声スピードが上がり、より高度な聞き取りスキルが身に付くようになっている。
一番右がインタビューブック。

通勤電車でも読みやすいハンディーサイズA5版。
内容も読みやすく編集されている。
ヒアリングマラソン ビジネス マークシート解答用紙と質問シート 4.
左から、マンスリーテストのマークシート解答用紙、郵送用封筒、質問カード。

マススリーテストの解答をマークシートに記入して送ると、後日、採点結果と学習のアドバイスが記載された「テスト結果シート」が届く。

テストの診断を受けたり、教材や学習方法について質問できるのは、参考書やセット教材にはない通信講座ならではのメリット。