5 airmanのイメージ

競馬ファンにおすすめ!テンション↑↑
大満足の5つ星★★★★★。参加者の一体感も◎



おとコン@JRA東京競馬場(府中市)・体験談】




30代前半のビジネスマンです。

2015年GW中の5月3日(日)、おとコン主催のJRAとのコラボ特別企画『第10回プレミアム馬コン ~恋のファンファーレ~ in東京競馬場』に参加してきました。
個人的にも以前から注目していましたが、おとコンのイベントでも、すぐに満席となる人気企画とのこと。

独身・競馬ファンを代表して体験してきました。レポートします。


人気の「馬コン」。1週間以上前から満席!キャンセル待ちですべり込みセーフ

自分は、動物の中で、とりわけ馬が好き。
競馬は、もちろん大好きです。
好きが高じて最近では「共同馬主」まで手を出してしまうほど…重症です(笑)。

「馬コン」(競馬場での婚活パーティー)は、ずっと心待ちにしていました。
自分の趣味が「出会い」にも結びつくのか試すいい機会だからです。

おとコンでこの企画を見つけた時には、開催日1週間以上前でしたが、すでに男性満席。
キャンセル待ちで、なんとか、滑り込みで参加できました。


競馬は、紳士淑女のスポーツ。参加者には、ドレスコードが設定されている!

会場は、東京都府中市にある東京競馬場です。
競馬は、紳士淑女のスポーツ。参加者には、ドレスコードが設定されています。男性はスーツorジャケット着用。女性は短いスカートは禁止です。

「馬コン」含めて競馬場に行かれる女性にアドバイス。
競馬場は意外と広いですし、場内の散策時間もあるので、ヒールはあまりお勧めしません。フォーマルな中でも動き易い履物をお勧めします。

入場料200円を払い、入場券を買います。(「馬コン」参加費とは別に参加者全員、入場料200円は別途負担します。)
競走コースは、とても広いです。(コースは1周で2km強。競馬場の敷地の端から端まで1km以上はあると思います)
建物内部は、ヨーロッパの宮殿みたいな感じです。初めての方は、あまりの広さに、感動すると思います(裏を返せば、会場まで高確率で迷います…汗)


競馬場の中でも超がつくほどのVIPルーム。これも「馬コン」の魅力!

1階の来賓受付は、競馬場の最寄り駅からも、競馬場の入り口からも距離があります。
さらに現在地もわからなくなるほどの敷地の広さなので、最寄り駅には、開始30分前には着いたほうがいいですね。

「馬コン」参加者の観覧席は、競馬場の中でも超がつくほどのVIPルーム。
このスペースで競馬観戦するのも「馬コン」の魅力です。

受付を済ませた後、エレベータで7階に上がります。
エレベータを降りると、そこはホテルのロビーを思わせるような、床全体が絨毯張りで、壁には絵画もかかる豪華な廊下でした。
(ワンカップ酒を持って、赤鉛筆を耳に差したナイスなミドルの方が集まっているという競馬場のイメージからかけ離れた空間です・・・)

会場に進むと、大きなソファー・テーブルとまさにドレスコードも納得といった貴賓室の雰囲気でした。
天皇・皇后両陛下も使用される部屋だとスタッフの方が仰ってました。

窓側には競走コース全体が見渡せる大きなビューカウンター。部屋の中は大きなテレビモニターが3台並び、同時開催の3つの競馬場(東京・京都・新潟)のリアルタイム中継が流れていました。
会場の入り口にフリードリンクのスペースがあり、温かいコーヒーや紅茶(カップがこれまたおしゃれ☆)
冷たいウーロン茶・オレンジジュース・水が並んでいました。また、会場の入口でプロフィールカード、番号入りの名札、競馬新聞が1つずつ配られました。

参加者は、男性30名(30代8割・40代以上2割)ほど、女性は20名強(30代8割と20代・40代1割)。男性が少し多めでした。
人数が多いため、最初の説明は2部屋に分かれました。


パーティースタート。競馬教室や競馬新聞記者のトークも面白い

開始予定の12時を少し過ぎたあたりで、パーティーが始まりました。
まずはプロフィールカードの内容を書き込みます。
記入する内容は普通の婚活パーティーよりも少なめでした。(フリーで書ける部分が特に少なかったです)

次に、スタッフが1日の全体の流れを説明。
終わった後は、JRAのPR職員(女性)による競馬教室が始まりました。
女性が説明するので、やはり女性にもわかりやすく、短い時間の中でも丁寧によどみなくレクチャーしていました。

(この時、周囲で困っている女性を男性がフォロー。その後、仲良くなるチャンスとしている方もいました。
しかし、私は見聞きもせず、メインレースの予想と配当の計算に一生懸命でした…婚活をやる気があるのでしょうか…笑)

その後、本物の競馬新聞の記者も来て、プロの予想や競馬界の裏話を聞けました。
会場は、大いに盛り上がりました。(ちなみに、その記者が予想したメインレース本命馬は、残念ながらブービーの16着でした…笑)


レクチャーの後は、場内散策タイム。ここでのグループ分けが命運を分ける!?

13時過ぎ。レクチャー終了。
男女それぞれでクジを引いて、5~6人グループを作りました。このグループで、場内の散策に出かけます。
(この後の展開に非常に重要なくじ引きです。もし気になる方がいたら、一緒のグループになりたいですよね。馬券を当てることと同様、ここでも運が重要になってきます)

散策時間は1時間半。散策とはいうものの、大半のグループが食事場所を探していました。
私にとって東京競馬場は(馬券の相性はいまいちですけど)庭みたいなもの。椅子が設置されていないことや、GWの混雑日ということもあってファンの多い下層階の店は混雑することや、屋外のベンチも埋まっていることは織り込み済み。
上層階のレストランフロアにグループを案内し、待つことなく食事にありつけました。
(ナイス判断!と勝手に自画自賛してましたが、食事にそこまで困ることはないと皆さん思われてか、だれも褒めてくれなかったです…涙)

食事の中で、参加者の自己紹介や今日の意気込みを楽しくトークしました。


フリータイムは長めに多く。アプローチのチャンスは多い!

15時前。食事を終え、会場に戻ります。
ここからはフリータイムです。
1つのレースを終えるごとに(10分~20分周期)、フリータイムを1度区切って、別の方と話をできるようにして、最終レースまで計4~5回くらいおこないました。

レースの予想を検討しあう人、馬券の買い方を教える人、実際におこなわれているレースを観戦しながら会話する人、競馬関係なく話し合う人…人それぞれの楽しみ方で時間を過ごしていました。

フリータイムを通して、全体的な傾向をリサーチしてみました。
男性は、(当然ですが)競馬ファンが多いです。同席された中には、私のように競馬歴10年以上のベテランも数多くいました。
女性は、競馬場の近くにお住まいの方や、お父さんが競馬好きで、小さいころお父さんに連れられて競馬場に何度か行ったという方が多く、半数くらいが馬券を買うのが初めてという方でした。
(我々みたいな筋金入りの女性馬券師がいたら、それはそれで驚きでしたが、さすがに今回はいませんでした)


いよいよメインレース。渾身の予想が炸裂!?

フリータイムを何度かおこない、いよいよメインレースの時間がやってきました。
本日のメインレースは第151回天皇賞。(あとで調べてみましたが、この1つのレースだけで何とびっくり200億円!分の馬券が売れています。それくらいの大レースです。)
会場も今日一番のボルテージで、全員が食い入るようにレースを見つめました。

肝心の私は、大万馬券を当てて、みんなの注目を集めてやろうと普段ではありえない数万円単位での大勝負を仕掛けました。

注目の結果は…


私の本命馬→ 見事1着!!!


思わずゴールの瞬間ガッツポーズが出かかったのですが…2着に来る馬の予想をはずしてしまいました…がっかり。
その後もフリータイムは続きますが、少し疲れてきたのか、休む方もちらほらといました。


テンションあがりっぱなし。最終的な評価はもちろん星5つ(★★★★★)です!

最終レースが終了し、会場に全員集合します。
ここでアンケートと最終投票カードを記入します。
集計の結果、7組のカップルが誕生しました。(もちろん、私はレース予想に没頭しすぎたため、女性の方とは会話はしたものの、本命が的中することはありませんでした…)

最終的な評価はもちろん星5つ(★★★★★)です!
★★★★★★★★★★としたいですが、5点満点ですよね…笑。

一般ファンがなかなか入れない貴重な場所で、競馬観戦も婚活も楽しめるのですから、内心はテンションあがりっぱなしでした。
しかし、身をもって「二兎を追うものは一兎も得ず」ということを体験した1日でした。

改善してほしい点は、胸に付ける番号プレートの扱いです。
場内散策や馬券購入の際、胸の番号プレートをつけたまま、一般エリアに外出するのも目立つので、男女とも番号プレートを外す方が多いのです。結果、誰が何番なのか分りにくい状態でパーティーがずっと続いてしまいました。
目印やピンなど、目立たない物で代用できれば分りやすいのかなと思います。

競馬好きには、この「馬コン」は間違いなく楽しめます。女性は競馬好きでなくとも楽しめます。
ふつうの婚活パーティーと違って、共通の行動を通して、異性との出会いはもちろん、男性同士・女性同士も仲良くなれます。
最近では、共通の趣味をテーマとした「趣味コン」のパーティー企画もありますが、参加者の一体感では「馬コン」は負けないですね。
個人的には、大満足のイベントでした。

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