電子辞書《英語重視タイプ》・独断的おすすめ
(2016.2.26更新)

【参考】過去(2015年8月)の電子辞書のおすすめはこちら

たんさんあってなかなか、どの電子辞書にしたらいいか決められない方のタメに、このページでは独断と偏見で、おすすめの電子辞書をとりあげます。
「くらべて.com」は、できるだけ客観的なデータの掲載にとどめ最終的には読者の判断で善し悪しを決めてもらうことをモットーとしていますが、このページに限っては、多くの電子辞書を触れてた経験者の目から見て、独断と偏見でズバリ、おすすめ電子辞書を提示します。



2016年(通年)、タイプ別の電子辞書の相場

【2016年】
最上位モデル 50,000円前後
生活/教養モデル 21,000円~30,000円
ビジネスモデル 20,000円~45,000円
高校生モデル 20,000円~40,000円
中学生モデル 19,000円~30,000円
コンパクトタイプ 13,000円~18,000円

【2015年】
最上位モデル 50,000円前後
生活/教養モデル 22,000円~40,000円
ビジネスモデル25,000円~40,000円
高校生モデル23,000円~30,000円
中学生モデル20,000円~25,000円
コンパクトタイプ 15,000円~23,000円

【解説】
2016年モデルは、全体的に、前年同時期の同クラス電子辞書よりもお手頃価格に。
今年は、タイプやクラスの違いによる価格差がそれほどなくなった。
大雑把な相場では、2016年前半は、2016年モデルの生活、ビジネス、高校生、中学生それぞれのスタンダードな機種の実売価格は30,000円程度。
同タイプ・同クラスの前年モデルは20,000円程度、となる見込み。
2016年春は、型落ちの電子辞書がお得。


電子辞書比較[2016年]はこちら
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「オンライン英会話」[2016年]はこちら



ハズしなく、手堅くいくなら、カシオの電子辞書・春モデル!

価格が下がっているとはいえ、安い買い物ではないので、後で悔やむような製品は買いたくない。
ハズしなく、手堅い選択をするなら、カシオの電子辞書を選択の軸として考えることをおすすめする。
カシオは、長い間、電子辞書シェアNo.1。業界をリード。「ビジネス」「生活・教養」「英語学習」「高校生向け」「中学生向け」…といった様々なニーズに対応した製品をリーズナブルな価格で提供している。
加えて、2014年、セイコーインスツルは電子辞書撤退を発表。キヤノンも新たな製品をリリースしていない。実質、電子辞書メーカーは、カシオとシャープの2社だけになっている。

カシオは、毎年、春の入学・入社シーズンに合わせて新ラインナップを発売する。2016年の新シリーズは「XD-Y」で始まる製品群だ。機能性重視なら新シリーズを。価格重視なら型落ちした昨年のシリーズ「XD-K」で始まる製品群を買うのもいい。
2016年2月、一昨年のシリーズ「XD-U」で始まる製品群のネットでの実売価格を見ると、「XD-K」世代とあまり変わらない。価格があまり変わらないなら古いより新しい機種のほうがいい。価格重視で選ぶ場合には「XD-K」世代がおすすめだ。

電子辞書は、前年の12月頃~1月頃、メーカー各社が新ラインナップを発表・発売する。 この記事を書いている2016年2月下旬は、2016年春モデルは出揃った時期だ。2016年モデルが早くも家電量販店の店頭に並んでいる。

以下に、電子辞書の選択基準ともなる、カシオの2016年モデルをタイプと2016年2月の実売価格とともに取り上げる。

<2016年モデルの主要ラインナップ>
【XD-Y20000】 最上位モデル・50,000円程度
【XD-Y9800】 英語モデル・44,000円程度
【XD-Y6500】 生活/教養・30,000円程度
【XD-Y4800】 高校生・30,000円程度
【XD-Y3800】 中学生・28,000円程度

上にあげた電子辞書は、大げさに言うと「これを選んでおけば8割の方は満足できる」。
少なくとも、いろいろな製品を比較検討する場合の比較の対象にはなる。電子辞書をこれから購入しようとする方は、チェックしてみてはどうか。

2016年、最上位モデル、英語モデルを除く3機種がほぼ同価格帯の30,000円であることは注目だ。
大雑把な相場では、2016年前半は、2016年モデルの生活、ビジネス、高校生、中学生それぞれのスタンダードな機種の実売価格は30,000円程度になっている。


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高校生向けの選択肢。【XD-Y4800(カシオ)】【XD-Y4900(カシオ)】【XD-K4800(カシオ)】【XD-K4900(カシオ)】【PW-SH3(シャープ)】【PW-SH2(シャープ)】

2016年、高校生向けは、いろいろな選択肢がある。
まず、候補となるであろう電子辞書を2016年2月現在の実売価格とともに取り上げる。

<カシオ2016年モデル>
【XD-Y4800】 2016年春モデル・30,000円程度
【XD-Y4900】 2016年春モデル/進学校タイプ・40,000円程度
【XD-SC4300】 2016年春モデル/エントリータイプ・27,000円程度
<カシオ2015年モデル>
【XD-K4800】 2015年春モデル・25,000円程度
【XD-K4900】 2015年春モデル/進学校タイプ・32,000円程度
<シャープ2016年モデル>
【PW-SH3】 2015年春モデル・32,000円程度
<シャープ2015年モデル>
【PW-SH2】 2015年春モデル・20,000円程度

高校生向けの最も販売台数が出るであろう【XD-Y4800】を基準に選択するといい。
特に希望がなければ、30,000円前後の【XD-Y4800】がいいだろう。十分満足できる機能性とコンテンツだ。

より高い質と量のコンテンツを希望するなら【XD-Y4900】で決まり。
【XD-Y4900】は高校進学校モデル。【XD-Y4800】よりもコンテンツ数が多く英語系がより充実している。
ただし、【XD-Y4800】よりも実売価格で10,000円程度高い40,000円前後。お金があるなら、もしくは、祖父母や親戚からのプレゼントとして予算を気にする必要がないならベストな選択だ。

予算を気にするなら、型落ちモデルがおすすめだ。
カシオだと、2015年モデル【XD-K4800】【XD-K4900】は、それぞれ2016年モデル【XD-Y4800】【XD-Y4900】の型落ちモデル。26,000円前後、32,000円前後。今年発売の後継機種よりそれぞれ5,000円~7,000円安い。
シャープだと、2015年モデル【PW-SH2】は、2016年【PW-SH3】の価値落ちモデル。【PW-SH3】が実売価格32,000円前後なのに対して【PW-SH2】は20,000円前後。
最安値は、【PW-SH2】の20,000円前後。

高校生向けは、型落ちモデルまで含めると価格の幅があるので、予算で選ぶのもいい。

2016年モデルと型落ちモデルでコンテンツの差はあまり感じないが、使いやすさでは2016年モデルに軍配が上がる。カシオもシャープも2016年モデルはインターフェイスを改良しており、検索しやすい。
選択を迷ったときには、私は、2016年モデルのほうを推す。

2016年春は、高校生エントリーモデル(【XD-SC4300】など)はあまりオススメできない。スタンダードな高校生モデルと価格差はないくせに、機能性やコンテンツ数では大きく劣るからだ。


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シニア向けなら、【XD-Y6500(カシオ)】を軸。他候補は【XD-K6500(カシオ)】【XD-K6700(カシオ)】【PW-SA3(シャープ)】【PW-SA2(シャープ)】

最近、電子辞書メーカーは、シニア向けに力を入れている。
シニアたちは、魅力的な商品やサービスであれば、気前よくお金を落としてくれるからだ。
まず、候補となるであろう電子辞書を2016年2月現在の実売価格とともに取り上げる。

<カシオ>
【XD-Y6500】 2016年春モデル・30,000円程度
【XD-K6500】 2015年春モデル・20,000円程度
【XD-K6700】 2015年春モデル・21,000円程度
<シャープ>
【PW-SA3】 2016年春モデル・32,000円程度
【PW-SA2】 2015年春モデル・20,000円程度

高校生向け同様、スタンダードなモデルを基準に選択するといい。
ここで基準となるのは【XD-Y6500(カシオ)】。2016年2月、実売価格30,000円だ。
2016年モデルは、カシオもシャープも30,000円前後。
2015年モデルなら、1万円程度安くなり20,000円前後で手に入る。

高校生向け同様、選択を迷ったときには、私は、2016年モデルのほうを推す。使いやすさではカシオ、シャープともに2016年モデルに軍配が上がる。
搭載コンテンツでは、今年、昨年に発売したモデルなら、どれも非常に充実している。どれを選んでも、ある程度満足できるだろう。


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英語学習用の電子辞書選び。上級者と中級・初学者でオススメは違う。

英語学習用は、上級者と中級・初学者でオススメする電子辞書は違う。

上級者であれば、カシオの英語モデルで決まりだ。
2016年モデルと2015年モデルを2016年2月現在の実売価格とともに取り上げる。

<カシオ>
【XD-Y9800】 2016年春モデル・44,000円程度
【XD-K9800】 2015年春モデル・35,000円程度

上記の電子辞書は、他とくらべて英語辞書コンテンツ数が飛び抜けている。
また、TOEICテストやTOEFLテスト関連コンテンツが充実しており英語上級者も満足できる。

中級・初学者であれば、カシオの高校生向けまたはシャープの大学生・ビジネスモデルが候補として上げられる。
2016年モデルと2015年モデルを2016年2月現在の実売価格とともに取り上げる。

<カシオ>
【XD-Y4800】 2016年春モデル・30,000円程度
【XD-K4800】 2015年春モデル・25,000円程度
<シャープ>
【PW-SB3】 2016年春モデル・33,000円程度
【PW-SB2】 2015年春モデル・21,000円程度

上記の電子辞書は、中級・初学者に人気の単語学習やTOEICテスト対策のコンテンツが充実している。
搭載コンテンツや機能性を考えると、上記の中でも【PW-SB3】はオススメだ。辞書の串刺し検索がしやすいのもいい。

カシオ、シャープともに、最近の電子辞書には、英語学習系のアプリを充実させている。
英語学習系のアプリは、英語学習には非常に役に立つ。アプリは新しいほど改良されている傾向は否めない。アプリで選ぶなら今年モデルにすべきだろう。


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コンパクトサイズの電子辞書なら、【XD-CV900(カシオ)】【PW-NA1(シャープ)】【PW-NK1(シャープ)】

長い間、コンパクトタイプの電子辞書において、大きなニュースはなかったが、2015年は、打って変わってコンパクトタイプの電子辞書が豊作の年だった。
2015年春以降のカシオとシャープの新製品発表には、それぞれコンパクトタイプの電子辞書が含まれていた。手頃な価格のコンパクトタイプ電子辞書をぞれぞれ発売した。

2台目、3台目としても人気のあるコンパクトタイプの電子辞書だが、カシオとシャープがそれぞれそコンテンツと機能性を制限して価格を抑えた製品を投入してきた。
コンパクトタイプで現在市場に出回っている電子辞書は以下。2015年8月の実売価格とともに掲載する。

<カシオ2015年モデル>
【XD-CV900(カシオ)】 17,000円程度
<シャープ2015年モデル>
【PW-NA1(シャープ)】 13,000円程度
【PW-NK1(シャープ)】 14,000円程度

なお、ここで言うコンパクトタイプの電子辞書には、簡易辞書(「コンサイス英和・和英」等)を収録した廉価版電子辞書は含まない。また、特殊な形態の電子辞書も含まない。
上記3機種に共通しているのは、コンテンツと機能性を制限して価格を抑えていることだ。いずれも実売価格10,000円台。
簡単な特徴を以下にまとめる。

【XD-CV900(カシオ)】 20コンテンツ搭載。英語に特化した電子辞書。カラー液晶で音声対応。コンテンツは英語に偏っている。
【PW-NA1(シャープ)】 20コンテンツ搭載。モノクロ液晶で音声非対応。タイプライターキー配列。国語・漢和・英和・和英・百科事典・旅行会話を収録
【PW-NK1(シャープ)】 20コンテンツ搭載。モノクロ液晶で音声非対応。50音順キー配列。国語・漢和・英和・和英・百科事典・旅行会話を収録


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