電子辞書
(2013.2.22更新)

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【参考】過去(2009年)の電子辞書のおすすめはこちら
【参考】過去(2010年)の電子辞書のおすすめはこちら
【参考】過去(2011年)の電子辞書のおすすめはこちら
【参考】過去(2011年後半)の電子辞書のおすすめはこちら
【参考】過去(2012年)の電子辞書のおすすめはこちら

たんさんあってなかなか、どの電子辞書にしたらいいか決められない方のタメに、このページでは独断と偏見で、おすすめの電子辞書をとりあげます。
「くらべて.com」は、できるだけ客観的なデータの掲載にとどめ最終的には読者の判断で善し悪しを決めてもらうことをモットーとしていますが、このページに限っては、多くの電子辞書を触れてた経験者の目から見て、独断と偏見でズバリ、おすすめ電子辞書を提示します。


新しいモノ好きなら、【DF-X10000(セイコーインスツル)】【DF-X9000(セイコーインスツル)】【DF-X8000(セイコーインスツル)】で決まり!

新しいモノ好きなら、2013年1月25日発売のセイコーインスツル「DF-X9000」「DF-X8000」または3月中旬発売「DF-X10000」で決まり。「インターネット電子辞書」とでも表現できる斬新なモデル。
「DF-X10000」「DF-X9000」「DF-X8000」は、セイコーインスツル戦略商品。セイコーインスツルの分類では「DF-X」ではじまる新型番。タッチ操作のカラー電子辞書「DAYFILER(デイファイラー)」のブランドを持つ新モデル。 無線LAN機能内蔵。フリックスクロールやピンチによる拡大・縮小も可能なカラータッチパネル搭載。Wi-FiモデルのタブレットPCやスマートフォン、電子書籍リーダーにも似た機能性・操作性。 「PASORAMA」進化形であるPC検索モード「PASORAMA+」搭載。パソコンとUSB接続で「DAYFILER」の持つデータをパソコンから活用できる。無線LANでネット接続して、ブラウザを使った検索も可能。2013年公開予定の専用サイトから追加辞書をダウンロード購入できる。EPUB形式の電子書籍も閲覧可能。
ただ、「DF-X9000」「DF-X8000」は、それぞれ実売価格5万円、4万5千円程度が見込まれる。「DF-X10000」に至っては7万5千円程度が見込まれる。高い。新型ブックリーダーはもちろん第4世代iPadをも購入できる金額ではある。

価格を抑えた上で、新しいタイプの電子辞書を購入したいというなら、シャープのコンパクトタイプの電子辞書がおすすめ。2012年6月新発売の「PW-AC11」「PW-AC21」はデバイスとしての機能に優れている。デザインもよく、新しいもの好きにはたまらない。1万5千円以内で新感覚の電子辞書体験ができる。

デザイン的には、高校生向けモデルではあるがキヤノン「Z410」(ビジネスマンなら中国語学習タイプ「Z900」「Z800」候補)もカシオやシャープなどが発売するオーソドックスな電子辞書とは見た目が異なり新しいモノ好きには食指が動く。

電子辞書比較[2013年]はこちら

迷うならカシオの普及機で間違いなし。新モデル【XD-N】シリーズかリーズナブルな2012年モデル【XD-D】シリーズかで逆に迷う。

電子辞書選びに迷っているなら、カシオの普及機をおすすめする。カシオの普及機どれも、機能性や搭載コンテンツ、コストパフォーマンス、いずれも業界トップレベル。ハズしがない。
ただ、2013年モデル「XD-N」ではじまる新シリーズか2012年モデル「XD-D」ではじまるリーズナブルシリーズかでカシオの中で逆に迷う。
「XD-N」シリーズと「XD-D」シリーズでは機能面では大きな変化はない。また、新搭載コンテンツも大きな変化はなく同等程度だ。それでいて、「XD-D」シリーズは「XD-N」シリーズよりも数千円から1万円程度安い。

比較検討しやすいようにカシオの電子辞書タイプによって、購入対象となる製品を列挙しておこう。
ビジネス向け(プロフェッショナル)なら、「XD-N10000」「XD-D10000」。
ビジネス向け(一般)なら、「XD-N8500」「XD-D8600」「XD-D8500」。
英語学習者向けなら、「XD-N9800」「XD-D9800」。
高校生向けなら、「XD-N4800」「XD-D4850」「XD-D4800」。
シニアなら、「XD-N6500」「XD-D6600」「XD-D6500」。

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高校生向けは、王道の【XD-N4800(カシオ)】【XD-D4850(カシオ)】か。対抗【PW-G5300(シャープ)】。見た目カッコよさで【Z410(キヤノン)】

普通に選ぶなら、多機能・多コンテンツのカシオ「XD-N4800」「XD-D4850」かシャープ「PW-G5300」どれかで決まり。見た目カッコよさで「Z410(キヤノン)」も候補にあがる。

「XD-N4800」はカシオ2013年春モデルの高校生向け。発売したばかりなので価格がまだ高く、2013年2月現在、実売価格4万円弱。
「XD-D4850」は「XD-N4800」発売によって型落ちとなったモデルだが、2012年8月発売したばかりのモデル。ネットでは2013年2月現在、実売価格22,000円台。お買い得。

「PW-G5300」はシャープ2013年春モデルの高校生向け。学習アプリや動画コンテンツが特徴。2013年2月現在、実売価格23万円を切る程度。ちょうど「XD-D4850」と「XD-N4800」の間くらい。

高校生向けとしては、コンパクトタイプで1万円台前半のシャープ「PW-GC50」もあるが、2台目以降の学習機としての利用をおすすめする。高校生は受験もあり電子辞書を使う機会も多いので1台目は据え置きタイプにしたほうがいい。

キヤノン「Z410」は高いデザイン性が特徴であり、通常の電子辞書よりも小さなサイズ。持ち運びにも便利だがハンディタイプとは異なり「PW-GC50」と違い1台目としても使い勝手がいいだろう。

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英語学習用は激戦。学習レベルや学習スタイルによってさまざま。

英語学習用の電子辞書は候補多数。学習レベルや学習スタイルによってさまざまな選択肢がある。

まず、メーカーごとの選択肢を確認したい。
カシオであれば、「プロフェッショナル」「ビジネス」「外国語・英語」タイプが該当する。
新モデル「XD-N」ではじまる新シリーズと2012年「XD-D」シリーズでは以下となる。
ビジネス向け(プロフェッショナル)なら、「XD-N10000」「XD-D10000」。
ビジネス向け(一般)なら、「XD-N8500」「XD-D8600」「XD-D8500」。
英語学習者向けなら、「XD-N9800」「XD-D9800」。

シャープであれば「ビジネス」と一部の「コンパクトタイプ」が該当する。
2013年ビジネスモデル「PW-A9300」と2012年ビジネスモデル「PW-A9200」あたりか。
2012年コンパクトタイプ「PW-AC21」は、TOEICテスト対策に絞った学習専用機のようなモデル。

セイコーインスツルは、基本的にどの電子辞書も英語コンテンツが充実している。
注目は、2013年戦略製品「DF-X9000」「DF-X8000」。2009年発売ながらセイコーインスツル英語重視タイプの最上位モデル「SR-G10001」は、4万円を切る価格となり英語上級者であれば選択肢に入るだろう。
「SR-S」「SR-G」ではじまる「SR-S9003NH3」「SR-G9003NH3」も価格も手ごろになってきている。こちらも英語上級者向け。
2013年戦略製品「DF-X10000」は実売価格7万5千円程度。また、英語コンテンツは充実していすぎて英語学習にはオーバースペックだ。

英語初学者やTOEICテスト対策に向けて電子辞書を考えているなら、カシオ、シャープ、キヤノンから発売されている高校生向けタイプも選択肢に入る。
高校生向けの電子辞書は、センター試験のリスニング対策などをふまえて、英語音声コンテンツや英語学習コンテンツを多数収録する傾向にあるからだ。
具体的には、シャープの高校生向けモデル「PW-G5300」「PW-G5200」やカシオ「XD-N4800」など。

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コンパクトサイズの電子辞書なら、【PW-AC110(シャープ)】【Z410(キヤノン)】「SR-G7001M-NH3(セイコーインスツル)」

2013年2月13日現在、コンパクトタイプの電子辞書において、2013年モデル新製品発売のニュースはない。

2012年と同じになるが、コンテンツのバランスや機能性、価格を含めたベストな1台はシャープ「PW-AC110」。搭載コンテンツは50だが、「ブリタニカ国際大百科事典」「広辞苑」「漢字源」「ジーニアス英和」「ジーニアス和英」「オックスフォード現代英英」など人気コンテンツを多数収録。それでいて、実売価格1万円強。絶対に、「買い」だ。
コンパクトモデルのベストな1台というだけでなく、2台目3台目の電子辞書としても買って損のない1台だ。

高校生向けだが、キヤノン「Z410」も高校生向けだけでなく、電子辞書で利用価値の高い「ジーニアス英和/和英」「明鏡国語辞典」「大辞泉」「新漢語林」「ブリタニカ国際大百科事典」なども収録。持ち運びする電子辞書としては便利な存在だ。

シャープの「PW-AC21」「PW-AC11」は、コンパクトタイプではあるが、TOEICテスト対策や海外旅行用途など専用機としてみたほうがいいだろう。部屋据え置きや携帯しての、ちょっとした調べごとには役不足となりかねない。

英語学習に重点が置かれるのであれば、セイコーインスツル「SR-G7001M-NH3」「SR-G6001M-NH2」は本命だ。

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最近のトレンド。シニア向けやリビング据え置きタイプなら…【XD-N6500(カシオ)】【XD-D6600(カシオ)】【XD-SC5000(カシオ)】【PW-A7300(シャープ)】【PW-A7200(シャープ)】

最近、シニア向けやリビング据え置きタイプとしての電子辞書ニーズが高まっているという。シニア向けやリビング据え置き用途なら、カシオまたはシャープの「生活・教養」タイプでいいだろう。
発売したばかりの2013年モデル「XD-N6500」でもネットでは3万円を切る価格で手に入る。型落ちであれば2万円を切る。

「XD-N6500」は、「XD-D6600」同様、日本史、世界史、科学等の用語辞典や昆虫・野鳥・植物のハンドブック、俳句歳時記、日本名城百科など生活・教養系コンテンツが充実。リビングに1台あると何かと便利な電子辞書。加えて、NHKラジオ英会話や漢検プチドリルなど、学習コンテンツも充実。文学2,000作品(日本文学1,000+世界文学1,000)とクラシック名曲2,000フレーズ(各30秒~約1分の視聴)を収録。

「XD-SC5000」は、カシオ電子辞書の「生活・教養エントリー」モデル。50音配列のキーボードが特徴。コンテンツ数も絞りに絞って50。シニア向けのモデル。

「PW-A7300」は、英語系コンテンツも必要十分、旅行系や健康・生活関連のコンテンツが充実。「六訂版 家庭医学大全科」を電子辞書としてはじめて搭載。「医者からもらった薬がわかる本 2013年版」も収録。シャープの「生活・教養」タイプ電子辞書の最上位機種として、前身「PW-A7200」(コンテンツ100・動画100)よりもコンテンツ数は増えた(コンテンツ100・動画109)。

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